紅型について

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沖縄伝統工芸「紅型」について

紅型とは

15世紀頃より行われている沖縄の伝統工芸の一つです。 古くは王族や士族の衣装として作られていました。
紅(びん) とは、いろいろな色のことを意味し、型は模様をしめすと言われています。
中国や日本の影響を受けた沖縄独自の技法で今もなお受け継がれている伝統工芸です。

行程

紅型について

1/型彫り

型紙を彫ります

紅型について

2/紗張り

型紙の強度を増すため上から細かい網目の紗(しゃ) を張り漆塗料を塗ります
紗張りをすることで型紙を何度も繰り返し使うことができます

紅型について

3/糊置き

糊を置きます
糊があるところには色が入らず、生地の部分に染めていきます。

4/色挿し

糊が乾いたあと、鉱物や土からできた天然顔料をつけた刷毛で、円を描くように生地に刷り込んでいきます

5/色挿し

まずは朱から順に、黄色など薄い色から染めていきます

6/色挿し

自分で天然顔料を組み合わせて作った色を一色ずつ染めていきます

7/隈取り (くまどり)

アクセントをつけたい部分に濃い色を上から染めていきます。 この工程が紅型の特徴で、隈取りと言い作品に立体感を出します

紅型について

8/水元

蒸した後、水で糊を落とします。 自然に糊が落ち染めた部分のみ残ります。その後、完全に糊が落ちたら乾燥させ完成です

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